東北地区 高校でサインセミナーを行いました

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山形県立米沢工業高等学校 建設環境類2年生 サインセミナー

開催日:平成26年2月5日(水)
場所:山形県立米沢工業高等学校
参加人数:88名

建設環境類2年生を対象に「SIGN DE SIGN」をテーマにセミナーを行いました。
講師は、関東地区の松渕泰典氏と東北地区の竹田正樹が担当しました。
はじめに、SDA広報誌を参考に「サインとは?」、次に「サインデザインとは?」をデザインの領域やホテルサインを参考事例にサイン概要を説明。
その後、松渕氏からは、LED文字デザインや新幹線サインプロジェクトなど「駅案内サインの仕事について」、竹田は、地元で行った仕事を事例に、建築や周辺環境のサインの役割など「伝えるサインから感じるサインについて」を講義しました。
生徒達はメモを取りながら熱心に聞いてくれ、また、今回のセミナーでサインの仕事に興味を持ち、今後の進路の参考にしたい生徒もいると報告を頂き、大変意義のあるセミナーとなりました。
時間の都合上、説明不足のところもあり、4月以降に2回目のせセミナーを開催する予定でいます。
次の世代を担う生徒達にサインのことを啓蒙できる貴重な機会を作って頂いた山形県立米沢工業高等学校の建設環境類の會田先生に心から感謝いたします。
また、今回の経験で、サインデザインの啓蒙や地域に貢献できる活動を通して、東北地区の活性化を目指したいと思いました。

レポート:東北地区 竹田正樹

「サインデザインセミナーについての感想」

2年1組 長岡純香

普段の生活にも目を向けてみると全てと言っていいほどサインが使われていると改めて思いました。だからこそ便利でスムーズな生活が出来ているのだと思います。
毎日使っている駅。そして毎日見ている電光掲示板。一目見ただけでも行先、時刻がわかるのは、陰で試行錯誤している方がいるからだと分かりました。色覚の弱い方やお年寄りの方に対しても考え作るのは大変だろうなと思いました。
サインというのは、知る、示す、だけだと思っていましたが、11個の動詞で表現がすることができ、様々な役目を担っているため、生活に欠かせないものだと思いました。お店などでは少し他の店より工夫するとやっぱり目に留まるので、商売するに当たっての戦略の一つだと分かりました。
生活にありふれているものにもっと目を配っていけば、新たな発見出来るのかなと思いワクワクします。サインデザインの講演を聞けたことで色々学べたので良い体験が出来ました。

2年2組 渡部 樹

今回のサインデザインの講話を聴き、サインデザインとはとても奥が深いものだと感じました。私達が普段見慣れている標識や看板には多くの工夫がされていると思い、デザインを考えるのは、簡単そうに見えて難しいと感じました。
標識を作る上でのこだわりも深いと思います。いかに分かりやすく伝えやすい形か、環境を第1に考え、会社名を入れずにアイコンをピクトグラムといったデザインの展開、とても深いと思います。
駅の標識は、シンプルに分かりやすく情報を整理し、色や形など見やすくするための工夫を行い、1つのものを作るのに様々な意見があり、多くの時間がかかると知りました。
今回の講話を聴けて、サインデザインの面白さがわかり良かったと思います。

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