東北地区 第29回定時総会を開催しました。

テーマ:「東日本大震災より11年そして未来へ」

開催日:2022年5月27日

記念フォーラム講師:写真家 大沼 英樹 氏
山形県天童市のサクランボ農家の次男として生まれる。山形県立村山農業高等学校・林業科を卒業。その後仙台市の創表現専門学校est・スタイリスト科を卒業。1991年に写真家の宍戸清孝氏との出会いにより写真の道へ。約7年間助手を務め独立。
毎年春には全国の桜のある風景を撮影している。個展多数開催。
2005年宮城県芸術選奨新人賞受賞

開催形式:双方向型オンライン

 本年度の総会は、新型コロナウイルス感染が依然として収束しない状況から、双方向型オンラインでの開催となりました。
 通常総会、理事会を開催後、本年度は「東日本大震災より11年そして未来へ」のテーマのもと、震災後被災地の桜を撮り続けて来られた大沼英樹氏を講師にお招きし、被災地での様々な出会いを、スライドと朗読を交えながらお話し頂きました。

 

 大沼氏がこれまで撮り貯めてきた数々の写真は美しくも、切なくもあり、人間の力強さが感じられ、心に染み渡る写真ばかりでした。
 そんなスライドと共に撮影時の情景、その際交わした地元の方々との言葉のやりとりが朗読され、ファインダー越しに感じた大沼氏の心情を覗かせて頂いたような、実際自分もその場所に立ったような、心が揺さぶられる素晴らしい講演でした。
 セミナー終了後、短い時間ではありましたが長らくお会い出来ていない全国の皆様とお話もでき、リアルでお会いできる日への期待が益々膨らむ会となりました。
 
 今回ご講演下さいました大沼様、運営でご指導頂いた関東地区 松淵様、ご参加下さいました皆様、運営に携われた皆様ありがとうございました。

レポート 東北地区 岡山 奈緒子

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