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公益社団法人日本サインデザイン協会(SDA)

日本サインデザイン協会

公益社団法人日本サインデザイン協会(SDA)は
1965年の発足以来サインデザインの向上と普及を目指した
幅広い活動を続けています

2014サインデザイン大賞 / 経済産業大臣賞 BOOK CLOCK / 廣村正彰/株式会社廣村デザイン事務所

SDA Award – 2014サインデザイン大賞 / 経済産業大臣賞 BOOK CLOCK / 廣村正彰・株式会社廣村デザイン事務所

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東日本大震災復興支援ハートプロジェクト「灯のみち2014」開催しました

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開催日時:平成26年8月9日(土)10:00〜21:00 行灯点灯は18:00〜・10日(日)13:00〜21:00
会場:竹駒神社参道

竹駒神社は、承和9年(842)に創建されました。別名竹駒稲荷とも呼ばれ、日本三大稲荷一のつとされることがあります。東北地方では奥国一宮の鹽竈神社と一、二を争うほどの初詣客が訪れることで知られる東北有数の神社です。

8 月9、10日にここ竹駒神社で、昨年に引き続きSDA主催による「灯りのみち」が開催されました。今年も岩沼市教育委員会のご協力をいただき、市内の4つ の小学校より240枚の力作が集まりました。SDA東北地区の遠藤理事によると、今年の作品は昨年より色彩が華やかになったとのことです。また内容も未来 志向の作品が多く見られたという印象を持ちました。このイベントは元々東北大震災の犠牲者への鎮魂を目的としたものでしたが、すでに子供たちは過去だけに 目を向けるのではなく、未来に大きな関心を抱きつつあるようです。

各作品は、SDAで用意した灯篭にそれぞれ4作品づつ展示され、神社の参 道に並べられました。夕暮れが迫るころから、親子連れや友達同士が三々五々集まり、自分の作品や知人の作品を探す姿が見られます。さらに暗闇が訪れるころ には神社の幻想的な空間と相俟って神秘的で厳かな気持ちを起こさせてくれます。

今年で2回目となる「灯りのみち」ですが、子供たちの心にどのように響いたのでしょうか。彼らの故郷を懐かしむ原風景の一部になることを願うしだいです。

レポート:東北地区 塩川 和久

関東地区 第89回東京サロン サイン探検隊「すみだ水族館」開催しました

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日時:平成26年6月27日 18:00〜
場所:すみだ水族館
参加者:57名

今回のサイン探検隊は、すみだ水族館において、サインデザイン・ロゴマーク等の計画をされた、廣村デザイン事務所の藤井北斗氏に現地コーディネイトして頂きながらの施設見学となった。話題の施設であると同時に、実際に計画された方のお話を直に聞けるということもあり、50名以上の参加者があり大盛況であった。

まずは、エントランスをくぐると、正面にガラスの壁が出現し、博物画といわれる水生物の絵が出迎える。圧倒的な存在感、そして、透明感に驚かされる。当初の設計はガラスの壁ではなかったそうで、変更してもらったとのこと。ただし、反射がすごく、入口のガラス面に目隠しのシートを貼ったとのこと。右を向くと、今度はフロア案内・注意事項とともに、電光掲示板の文字(多国語)が流れる。これは情報の伝達というツールであるとともに、流れる文字を魚が泳いでいるイメージとシンクロさせている。

順路を進みながら、「アクアラボ」へ。通常はバックヤードなのだが、これも展示という考えから、あえて入場者に見せている。くらげを中心としたもの、葛飾北斎記念館とタイアップした暖簾のサインがあったり、中には、ロフトとタイアップで設置しようとしたが、重すぎて設置できなかった水槽があったりと、裏話を含めて、貴重な説明を頂くことができた。ちなみに、すみだ水族館は人工海水で珊瑚を育てているという、興味深い話も聞くことができた。

サインについてのコンセプトは、SENCE(五感)・KNOWLEDGE(知識)。サイン素材にはアクリルと表示はシルク印刷で構成されており、壁面の色に合わせてアクリルの色を変え、板を浮かせることにより透明感や浮遊感を出している。フォントはゴシック+ 明朝でやわらかさの中に、わかりやすさを出したとのこと。全体的にシンプルなサイン計画だが、トイレだけは色を使って視認性を高くしている。魚名板については、設置の必要性の有無が議論されたが、結果的に必要ということになり設置はしたが、後付けになってしまったことが、残念だったとのお話だった。
魚のロゴについては、三角形で構成し、種類は水生物約20種類、他にイベントロゴまで作成された。

今回は、施設見学に対する興味が非常に高く、施設見学の傍らに計画者の話を聞くことができるという、参加者との距離感が非常に近いサイン探検隊ではなかったかと思う。最後の藤井氏のスライドを使用した説明にも、参加者一同、真剣に耳を傾けていたのも印象的であった。そして、その後の懇親会でも、色々と質問されている方が多く見られたのも、非常に良かったと思う。

最後になりましたが、講師を務めて頂いた藤井様、様々なご協力(お土産まで!)を頂いたすみだ水族館の皆様、本当にありがとうございました。

レポート:関東地区 西方晃宏

関東地区 第47回SDA大賞受賞者セミナーを開催しました

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日時:平成26年1月24日(金)17:30〜19:30
場所:東京ミッドタウン デザインハブ
参加者:60名

第47回サインデザイン大賞、経済産業大臣賞「立川ロフト」の受賞者である廣村正彰氏(廣村デザイン事務所)をお迎えしてセミナーを開催しました。
廣村氏は、大賞の他に、最優秀賞「すみだ水族館」、優秀賞「田中一光とデザインの前後左右」を受賞され、また、第44回サインデザイン大賞、経済産業大臣賞「9h nine hours」も受賞されています。まさにサインデザイン界のトップランナーのおひとりです。
今回のセミナーでは廣村氏が「何を考えてサインをつくったか」という視点でのお話をお聞きすることができました。

キーワードは『意識の発火』。
これは、「いつもと同じなのに何かが違う、と意識する瞬間に脳が反応する」ことだそうです。確かに、日頃ロングヘアーの人がいきなりショートヘアに変えたら、“はっ!”として「意識の発火」が起こります。
サインの重要な役割である「場所の意味性を視覚化」する際に、この「意識の発火」を巧みにデザインに取り込んでいるからこそ、みんなが廣村氏のデザインに引きつけらえるのだということが分かりました。
大賞の「立川ロフト」は、販売コーナー毎に、そこの象徴的な商品をモノクロ写真でダイナミックに表示することで「意識の発火」を起こし、何を売っている場所なのかを一目で利用者に理解させるサインです。ロフトカラーのイエローで占められた空間にモノクロ写真が際立ち、見てほしい部分にとてもインパクトが感じられるデザインです。
また、最優秀賞「すみだ水族館」のVIは、魚やペンギンなどのアイコンが三角形の組み合わせでデザインされているのがとてもかわいらしく、これも「意識の発火」のひとつなのだと思いました。
私は、おそらく「意識の発火」は人間の気づきの数だけあるのだと思います。日頃、そのことにアンテナをはって、「発火ポイント」を自分なりに蓄積していき、サインデザインに活かしていきたいと感じたセミナーでした。

レポート:関東幹事会 竹内征也

北海道地区 第47回SDA大賞受賞者セミナーを開催しました

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地区セミナー:デザインのできること
開催日:平成26年2月28日(金)18:30〜20:00
参加者:60名

本セミナーは第47回サインデザイン大賞・経済産業大臣賞を受賞された廣村正彰氏を講師にお迎えし、「デザインのできること」をテーマに実際に手掛けられた事例をもとに講演していただいた。
講 演は、大きく二つに分かれ、前半はご自身の本「字本」や雑誌「AXIS」で連載されているコラムなどを中心に取り上げた内容であった。医学的な観点とそれ を踏まえた上での氏によるデザインの見解は、氏が日常抱く疑問や探求心など、デザインの考察に触れる事ができる大変興味深い話であった。
後半は、 大賞受賞作品である「立川ロフト」と実際に手掛けられた案件を、スライドと共にご説明いただいた。「立川ロフト」の空間全体に配したモノトーンの写真は、 ダイナミックで売り場を自然に認識させるサインとなっており、店舗全体や商品自体の魅力をより強く表現したものとなっている。また、前回受賞された 「9h」「シンワメディカルリゾート」などでは、デザイナーとして配慮した箇所を詳しく解説して頂いた。
今回のセミナーを通して、氏が手掛けられた事例をより深く知る事ができ、どのような配慮のもと表現されたサインかを学ぶことができた。

レポート:北海道地区幹事 大矢 洋次郎

東北地区 高校でサインセミナーを行いました

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山形県立米沢工業高等学校 建設環境類2年生 サインセミナー

開催日:平成26年2月5日(水)
場所:山形県立米沢工業高等学校
参加人数:88名

建設環境類2年生を対象に「SIGN DE SIGN」をテーマにセミナーを行いました。
講師は、関東地区の松渕泰典氏と東北地区の竹田正樹が担当しました。
はじめに、SDA広報誌を参考に「サインとは?」、次に「サインデザインとは?」をデザインの領域やホテルサインを参考事例にサイン概要を説明。
その後、松渕氏からは、LED文字デザインや新幹線サインプロジェクトなど「駅案内サインの仕事について」、竹田は、地元で行った仕事を事例に、建築や周辺環境のサインの役割など「伝えるサインから感じるサインについて」を講義しました。
生徒達はメモを取りながら熱心に聞いてくれ、また、今回のセミナーでサインの仕事に興味を持ち、今後の進路の参考にしたい生徒もいると報告を頂き、大変意義のあるセミナーとなりました。
時間の都合上、説明不足のところもあり、4月以降に2回目のせセミナーを開催する予定でいます。
次の世代を担う生徒達にサインのことを啓蒙できる貴重な機会を作って頂いた山形県立米沢工業高等学校の建設環境類の會田先生に心から感謝いたします。
また、今回の経験で、サインデザインの啓蒙や地域に貢献できる活動を通して、東北地区の活性化を目指したいと思いました。

レポート:東北地区 竹田正樹


「サインデザインセミナーについての感想」

2年1組 長岡純香

普段の生活にも目を向けてみると全てと言っていいほどサインが使われていると改めて思いました。だからこそ便利でスムーズな生活が出来ているのだと思います。
毎日使っている駅。そして毎日見ている電光掲示板。一目見ただけでも行先、時刻がわかるのは、陰で試行錯誤している方がいるからだと分かりました。色覚の弱い方やお年寄りの方に対しても考え作るのは大変だろうなと思いました。
サインというのは、知る、示す、だけだと思っていましたが、11個の動詞で表現がすることができ、様々な役目を担っているため、生活に欠かせないものだと思いました。お店などでは少し他の店より工夫するとやっぱり目に留まるので、商売するに当たっての戦略の一つだと分かりました。
生活にありふれているものにもっと目を配っていけば、新たな発見出来るのかなと思いワクワクします。サインデザインの講演を聞けたことで色々学べたので良い体験が出来ました。

2年2組 渡部 樹

今回のサインデザインの講話を聴き、サインデザインとはとても奥が深いものだと感じました。私達が普段見慣れている標識や看板には多くの工夫がされていると思い、デザインを考えるのは、簡単そうに見えて難しいと感じました。
標識を作る上でのこだわりも深いと思います。いかに分かりやすく伝えやすい形か、環境を第1に考え、会社名を入れずにアイコンをピクトグラムといったデザインの展開、とても深いと思います。
駅の標識は、シンプルに分かりやすく情報を整理し、色や形など見やすくするための工夫を行い、1つのものを作るのに様々な意見があり、多くの時間がかかると知りました。
今回の講話を聴けて、サインデザインの面白さがわかり良かったと思います。

関東地区 セミナー医療環境におけるUD 開催しました

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関東地区セミナー 医療環境におけるユニバーサルデザイン~建築とサインの視点から
開催日:平成25年11月8日(金)
場所:東京ミッドタウン デザインハブ インターナショナルリエゾンセンター

SDA関東幹事会は、4年前から「ユニバーサルデザインセミナー」を開催しています。今回は、医療環境の講師として中岡覚氏(伊藤喜三郎建築研究所)と島津勝弘氏(島津環境グラフィックス)、パネラーとして、宮崎桂氏(KMD)をお招きして語っていただきました。

まず、病院のサイン計画は、プランニング段階が重要だということ。
病院の診察業務によって異なるが、情報をいかに絞るか、患者さんのストレスをいかになくするか、誘導と案内サインの振り分けをどう行うか。また、色彩計画においては、色盲、色弱の方への配慮として、見える色と見えない色があることを考慮することや帰路のためのサインも必要であるとなど、サインの基本設計でおさえるべきことが説明されました。

次に、日本の病院の問題点、例えば、張り紙だらけのスタッフステーションや多種多様の書類のファーマットの不統一や、デジタル化出来ないアナログ的な情報をどう整理するかについてなど。ここでは現場・スタッフからのヒヤリングが不可欠で、また、竣工後のメンテナンスやサポートが重要であるということでした。サインの設置位置に関しては、高い位置に設置するもの、低い位置に設置した方が良いものなど、そして、病院のサインは、病院の規模に関わらず、数量の差はあるものの、サイン種類は変わらないとのことでした。
今回は様々な建築とサインの視点からの事例を交えて盛りだくさんのセミナーでした。

日本の最先端医療は、遅れているが、ここ10年で日本の医療の考えかたが変わってきている事は確かです。量から質へ、依存から自立へ、UDもモノではなく人へと変化しているようです。
私は、医療施設=複雑で煩雑。掲示物が多くゴチャゴチャしているイメージが浮かんできます。今後、講義にあった「美しく、わかりやすいサイン」、ストレスをなくすサインをデザインしていこうと思います。難しいことですが、だから病院のデザインはおもしろいと思います。(これは受け売りです)

参加者:69名
リポート:関東幹事会 竹本 幸司

関東地区 第88回東京サロン 素材の勉強会「表情のある素材」を開催しました

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平成25年12月6日(金曜日)13:30〜16:30

関東地区では、サインデザインをするうえで必要不可欠な要素の一つである材料の知識について、毎年継続して勉強していこうという趣旨で開催しております。
今回は題名でもある「表情のある素材」で、特に目新しく面白いと思われる素材のうち3社にお願をいたしました。

はじめは、株式会社ハンターダグラスさまの、本物素材を樹脂でサンドイッチしたクリアーな平板「3form」。
これは本物の素材が持つ質感や特徴などを樹脂を通して表現されてモノです。
次に、緑川化成工業株式会社・岐阜プラスチック工業株式会社合同発表していただいた、樹脂によるハニカムコア材「TECCELL」。
これはハニカム構造板なのに立体成型が可能で、アタッシュケースなどのサンプルをお持ちいただき、参加者が手にとって確認していました。
最後に株式会社フロントさまの「耐候性鋼」。
非常に豊かな表情(テクスチャー)を与えた屋内外にも使える耐候性鋼をご紹介いただきました。
説明に関して発表者の皆さまは製品の説明もさることながら、具体的な事例紹介や取付方法(加工方法なども)をお示しいただけ、とても理解しやすい内容になりました。
さらには個別に各商品用のブースも設け、発表者と参加者との直接お話ししていただく機会があったので、皆さまには満足していただけたように見えました。

レポート:関東地区幹事会 峰 朗展