東北地区 2018年2月17日(土)工場見学会を開催しました

 今回見学させて頂いたのは、福島県南相馬市に本社を構える 株式会社原町サイン 様です。

南相馬の本社では、約4,000㎡超の広大な敷地に、テニスコート5面分の延床面積を誇る

屋内工場で 超大型のインクジェット出力から、チャンネル文字・アクリル加工などサイン

全般の製作を手掛け られています。 工場には、大家族を想像させるような、大小様々な

出力機が並んでいます。この中にいると、普段目に している出力機が赤ちゃんのように

感じます。 中でも目を引くのが、巨大なお父さん機でせっせと印刷を進めていました。

プレハブ程の大きさの 機械の中でどのように印刷が行われているのか?!

皆さん興味津々です。 それらを縫製する現場では作業効率を上げる為の様々な工夫が

なされていました。 私の想像では、トイレットペーパーのようにメディアを巻いて吊るし、

少しづつ引っぱりながら両サイド 2人掛りで縫製されているのかな等と思っていましたが、

大きなメディアをお一人で縫製されてました。 巨大な台の端っこにミシンがセットされていて

メディアは平置き、台の表面にワックスをかけ滑りを 良くし、巨大なメディアをザザザと回し

あっという間に完成です。

housei kozyo

 作業環境を整えることが効率を上げる為の第一歩で有ることを改めて感じます。他にも工場

内では様々な工夫を見つけることが出来ました。 部材の寸法が解り易いように壁に寸法の

ラインが入っていたり、シート貼りが楽なようにシート幅の 大きなウェイトがあったりと

 製品もさることながら、随所に色々なアイディアが散りばめられており 大変勉強になりま

した。製作現場を知る事、製作下さっているスタッフさんとお会い出来た事で、電話やメール

だけでのやり取りだった以前の感覚と、今の感覚が違ってくるのを感じます。

 対面コミュニケーションの大切さを再認識しました。見学会で得た事を今後の仕事に活かし

ていきたいと思います。

 見学を企画して下さった竹田様、アテンド下さった原町サインの森様、参加された皆様、

有意義な時間を ありがとうございました。

syugo

 

レポート:副代表幹事の岡山 奈緒子

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