関東地区サイン勉強会「図記号とUDフォント」

 東京都千代田区のJR飯田橋駅に近い株式会社モリサワ本社にて、「図記号とUDフォント」のサイン勉強会を開催しました。年末の多忙な時期にも関わらず、会員や多くの一般の方々にお集まりいただきました。約一時間半にわたる勉強会では、日ごろから取り組む仕事や研究のヒントにつなげようと、熱心にメモを取る姿が多く見られ、会場は終始熱気に包まれました。

始めに、株式会社モリサワ東京本社広報宣伝部の澤村明子氏より、現在販売されている「分かりやすく、読みやすく、間違えにくい」をコンセプトとしたモリサワUD書体のご紹介をしていただきました。書体開発の現場を取材した貴重な映像資料を拝見しながら現状を伺いました。

0302

 

 続いて、株式会社黎デザイン総合計画研究所の赤瀬達三氏より「図記号の規格化とクリエーターの創造性」をテーマにお話をいただきました。図記号の規格化が進むなか、クライアントから求められる「~らしさ」を表現する課題に対し、表現上の“ニュアンス“を工夫するポイントを現状の考察を交えながら丁寧に解説していただきました。

0705 04

 

08 06

勉強会終了後は、交流会が行われ、参加者が感想や近況を話し合うなど、今後の取り組みにつながる貴重な機会となりました。

講師を務めていただいたお二方には、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

2017年12月7日(木)開催  参加者68名

 

レポート:関東地区 中西あきこ

Posted in: