日本サインデザイン賞は第58回を迎えました。コロナ禍の反動で海外からの観光客も増え、顕著に人の流れが変わり、応募作品にもまた新たに力強い作品が応募された感があります。
今回は337点の作品の応募をいただき、150点の入賞、入選作品を選定いたしました。こうして優秀なサインデザインを発表できること、大変喜ばしく思っております。作品を応募してくださった皆様、関係者、ご後援いただいた方々全てに御礼申し上げます。
今年度の傾向としては、工場や流通施設、オフィスなど企業内のサインデザインの応募が目立っていました。機能的には「案内、誘導」といったサインが中心となりますが、その手法は空間の中でとても演出的で、個性的であり、企業のブランディングの一端をサインが担っているという印象を強く受けました。
このたび受賞された皆さま、おめでとうございます。
令和6年9月吉日
公益社団法人日本サインデザイン協会
会長 竹内 誠
第58回日本サインデザイン賞審査結果発表(PDF)