4月16日㈫、山形県高畠町にあるまつかわ幼稚園にてワークショップを行いました。この幼稚園は、東北地区のマルケイ工芸社さん、関東地区の松渕さんが4年前にサインを手がけられ、この活動も今年で3回目を迎えます。
ワークショップでは透明の塩ビ板に園児さん達の手形をとり、その手形は自分の教室の前にある「育くむ木」に掲出されます。
年少さん「あか」、年中さん「きいろ」、年長さん「みどり」と年代別のテーマカラーがあり、その色で手形をとっていきます。桜の開花と共に、大小様々色とりどりのかわいいお花で園内は満開になります。
年長さんは手形とりも慣れたもので、キャーキャーワイワイお友達と楽しみながら手形をとっていきます。年少さんは入園してから日も浅く、まだ先生やお友達とも馴染みが浅い中での初手形!これから何をされるのか?!と不安の中泣きだしてしまう子も。
また年少さんのテーマカラーである「あか」が血を連想させてしまったのか?絵の具を塗った瞬間「いたーい」と泣き叫び決死の抵抗!
結局手形を取れなかった子など、この時間に対して様々な感じ方があったようです。
今回手形を取れなかった子も、来年には多くの人とのふれあいを通して、安心して楽しい時間と感じられるような心をはぐくんで行くのだろうと思います。今回の活動は、来年再来年と時と人を繋げて行くサインの在り方を体感することが出来る楽しい時間でありました。
今回の主催者である竹田さん、出産10日前!と身重の身体でご一緒させて頂いた寒河江さん、まつかわ幼稚園の先生、元気いっぱい園児の皆さん、貴重な時間を有難うございました。
レポート 岡山奈緒子