九州地区 別府観光サイン視察を行いました

平成25年11月15日(金)・16日(土)

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九州の地区研究会は、4つの方針で進めています。
「デザインセミナー」サインや景観などの専門性の高いセミナー。
「ワークプレビュー」会員が携わった仕事の見学会や発表会。
「プレゼンマラソン」会員交流を主な目的に、10名が共通テーマで各自5分連続発表。
「デザインアクション」専門家集団として、社会の課題に取り組む。地区会員で視察及び計画をし、提案までを行う。

今回は、デザインアクション「別府観光サイン視察」。視察隊長の山田貴史さんと地元会員の児玉康子さんが中心となり計画してくれました。
まず、事前に2人は別府市役所を訪問。市の観光施策や問題点、サインの整備状況や計画予定などをヒアリング。今後、報告及び計画提案の希望を説明し、了承いただいた上での視察となりました。

視察参加者は9名。初日の朝、高速SAで合流し、山田隊長による日程及び視察ルート説明から旅がはじまった。
別府到着後、商店街を中心に視察開始。昼用と夜用のまち、また、歴史的建物と現代風などが混在する路地をめぐり、その見慣れぬ風景に参加者は多少とまどいながらも、各自おもいおもいにカメラを向け、時にひとつのサインを囲み何やら集う老若男女、観光客にしては奇妙な一団であった。
そうこうするうちに、昼食の時間。ここは、大分の食文化を堪能するのも視察の内、予算オーバー覚悟で、ブランド魚「関サバ・関アジ」を注文。当然の完食後、皆「おいしいものは人を幸せにする」と大満足で午後の視察に出発した。
午後は、観光施設が点在する温泉街を中心に視察。車でのアクセス状況、徒歩で散策と、観光客の視点で廻る。
17時には、宿泊先の老舗旅館に入り、早速会議が始められた。これは、山田隊長が九州会員の性質を見抜き、油断させると酒盛りをはじめることを懸念。隊長の思惑通り会議は遂行、各自の別府の印象と課題の抽出などがまとめられた。
夕食は、割烹旅館の名にふさわしく色鮮やかな季節の料理と上等なお酒を堪能、そして、流石の湯どころ、いいお湯もいただいた。
翌朝は、明け方まで宴があったにも関わらず、朝食後に会議。今後の提案方針などを話し合う。10時から2時間余り、建築物見学組と都市公園組に分かれ視察。昼食をはさみ、大分の代表的工芸の竹細工館見学と竹細工体験をして帰路についた。
今後の提案方針として、様々な領域についての課題や改善点があげられたが、我々の専門分野であるサインにしぼり、また、オリンピックを視野にいれたものとすることとした。

今回、アクションのはじまりとしての視察は終えましたが、次の展開も報告できるように、九州地区は引き続き活動していきます。

最後に、地元会員である児玉さんには本当にきめ細やかなおもてなしをしていただきました。格安で老舗旅館を手配くださり、また、名酒の数々(焼酎、日本酒、 ワイン)と真夜中の宴用に豪華なチーズまで、そのどれも逸品ぞろいで、お陰さまで本当に贅沢なひとときを過ごすことができました。ありがとうございました。

レポート:九州地区代表幹事 中牟田麻弥

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前左:視察隊長山田氏、後右より2番目:地元会員児玉氏

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