開催日:平成28年5月27日(金)・28日(土)
場所:合人社ウェンディひと・まちプラザ(広島市)
総会交流会、エクスカーションの様子は、SDA中国地区ブログで詳しく紹介しています。
SDA中国地区ブログ→http://sda-c.net
フォーラム「湯原事業~7年間の軌跡~」
5月27日(金)15:30~17:30
第23回 SDA定時会員総会終了後、同会場にて「湯原事業~7年間の軌跡~」と題して、SDA中国地区が2009年より関わってきた岡山県湯原温泉郷での事業を紹介しました。
かつては温泉番付で西の横綱とされた湯原温泉郷。
SDAが湯原温泉郷に関わるきっかけとなった「景観フォーラム」の話からフォーラムは始まりました。地元住民を交えての「まちづくりセミナー」で挙げられた案を紹介しながら、地元住民の方々と共に湯原を見つめ直し、サインのコンセプトやデザインを共に考えてきた経緯をお話ししました。
フォーラムの中心は、いかにして地元住民の方々と関わってきたかという事。「まちづくりセミナー」を通して共に湯原とは何かを考え、シンボルの「はんざきマーク」を採用する意味を話し合い、第50回の節目を迎える地元の祭「はんざき祭」を作り上げる。そして、地域と一体となってサインを作ってきました。
「上手くいかない事もあっただろうけれど、ここまで継続できた事が素晴らしい」。
フォーラムの最後、会場が湧いたのは参加者からそんな言葉が出た時でした。まちづくりに関わる団体は数知れないが、多くの場合は様々な理由で撤退される事が多いのだ、と。これこそ公益社団法人であるSDAのあり方だというお言葉もいただきました。
一つの区切りとなった2016年。7年間の軌跡として湯原事業を紹介させて頂きました。
2013年から中国地区の一員になった私としても改めて知ることも多く、これからの湯原事業への関わり方やSDAの役割等を考える機会になりました。
レポート:中国地区 政兼 洋介