「サイン」は人々の生活に欠かせないとても身近なものですが、ただやみくもに表示すれば良いというものではありません。
人々がよりスムーズに行動し、より快適に過ごし、より豊かに生活できるように、「サイン」をさまざまな角度から考えながら計画し設計することを「サインデザイン」といいます。そしてその計画や設計に携わる人を「サインデザイナー」と呼びます。
「サインデザイン」の及ぶ範囲は、単に標識や看板などの表示面のデザインや、モノのかたちのデザインだけではありません。
広告、パッケージ、ディスプレイ、インテリア、建築、景観デザインや街づくり、都市計画にいたるまで、人々の生活を取り巻くすべてのものごとに深くかかわる可能性を、「サインデザイン」は秘めています。
ここでは「サインデザイン」について、その具体的な内容を9つのパートに分けてそれぞれご紹介します。