銀賞
有限会社テラダデザイン一級建築士事務所:平手健一
- 所在地
- 山形県
- ディレクター
- 武蔵野美術大学:若杉浩一
- デザイナー
- 有限会社テラダデザイン一級建築士事務所:平手健一
- デザイナー
- 有限会社テラダデザイン一級建築士事務所:籠利貴大
- 建築設計
- 有限会社テラダデザイン一級建築士事務所:平手健一
- 建築設計
- 有限会社テラダデザイン一級建築士事務所:籠利貴大
- 建築設計
- パワープレイス株式会社:小林健一
- 建築設計
- パワープレイス株式会社:鈴木勇吾
- 建築設計
- パワープレイス株式会社:下妻賢司
- 構造設計
- 株式会社ロウファットストラクチュア:横山太郎
- 構造設計
- 株式会社ロウファットストラクチュア:栗原千絵梨
- 家具デザイナー
- 株式会社藤森泰司アトリエ:藤森泰司
- 家具デザイナー
- 株式会社藤森泰司アトリエ:石井翔
- 照明計画
- 合同会社チップス:永島和弘
- 地域木材調達
- パワープレイス株式会社:谷知大輔
- 施工
- 羽山総合建設株式会社
- クライアント
- 高畠町
- 撮影
- 太田拓実
応募者コメント
家具、サインを基準に建築設計へ展開した空間デザインである。図書館設計では書架の配置、サインの誘導計画が最重要と考え、最初に家具とサインをデザインした上で建築の構造を計画した。立ち並ぶ書架の側板を建築の構造柱とすることで省スペースを実現し、またその側板にサインを組み込むことで空間の位置把握が容易となった。建築、家具、サインが一体となった単純明瞭で機能的かつダイナミックな空間デザインを実現した。
審査評
書架等の家具とサインを最優先として使いやすさや分かりやすさを実現した図書館である。図書の分類ルールと建物の構造柱の配置ルールは全く異なった系であるにも関わらず、これを合致させ、しかもそこに分類サインを掲示することで、視覚的に全く無駄のない環境を作り出した。使われた素材は敢えて地場産の杉材を用い、温かみのある空間づくりを行うと共に地域産業の活性化にも成功している。(横田保生)