銅賞/諏訪光洋賞
株式会社スペース:田中三弘
- 所在地
- 兵庫県
- ディレクション
- 株式会社スペース:田中三弘
- アートディレクション
- 株式会社スイミーデザインラボ:吉水卓
- デザイン
- 株式会社スイミーデザインラボ:吉水卓
- ブランディングパートナー
- 株式会社スペース:田中三弘
- ブランディングデザイン
- 株式会社スペース:河原りょうこ
- リテールアドバイス
- 草間利夫
- 設計
- 株式会社スペース:武田 礼
- プロモーション企画運営
- 株式会社スペース:多賀梢
- プロモーション企画運営
- 株式会社スペース:市川美希
- 施工
- 株式会社スペース
- クライアント
- 兵庫県漁業協同組合連合会
- 撮影
- 株式会社ハイアングル:平野愛智
受賞コメント
「漁連の魚屋」は、兵庫県にある漁業協同組合連合会が新たに展開するショップのブランディングプロジェクトである。
〈魚が大好きになる場所〉をテーマに、魚食文化を次世代に向けて広く継承し、漁港を中心とした地域活性化につながる店づくりを目指した。
店内は、兵庫の豊かな海を表す「紺碧のグラデーション」に彩られた壁面に、地元で獲れる68種の魚群が描かれ、海の豊かさを学ぶことができる。各所で魚について学び、旬を体感できる食育の視点も取り入れた。未来に向けて、魚食文化ひいては水産業の発展まで見据えた、地域の魚食継承拠点の役割を描いた。
特別審査員賞(諏訪光洋賞)審査評
こういうデザインは簡単ではないはずなのです。さまざまなステークホルダー。デザインの価値を知らなかった人も多く(当然です)、知らなければそのコストは無駄に感じたかもしれない。好き嫌いもある。
デザインのクオリティもさることながら、そのプロセスの難しさ、そして出来上がった後に生まれる外部への磁力。そして再発見出来る魚連が捕る魚の魅力と価値。その大変さと価値をこのデザインから感じます。おつかれさまでした。素晴らしいです。(諏訪光洋)