金賞/諏訪光洋賞/高橋俊宏賞

株式会社GK設計:西川啓

所在地
富山県
ディレクター
株式会社GK設計:門脇宏治
チーフデザイナー
株式会社GK設計:西元咲子
デザイナー
アイアンオー株式会社:山口久美子
デザイナー
株式会社GK設計:磯部孝文
デザイナー
株式会社GK設計:加賀美鋭
デザイナー
株式会社GK設計:近藤洋輔
デザイナー
株式会社GK設計:西川啓
デザイナー
株式会社GK京都:金谷知佳
デザイナー
株式会社GK京都:伊藤奈緒子
共同制作
富山ガラス工房
共同制作
富山スガキ株式会社
クライアント
富山駅路面電車南北接続開業イベント等実行委員会

応募者コメント

富山市では、これまで南北に分断されていた路面電車が富山駅でシームレスにつながり、まちが1つになった。開業に向け、イベントの核となる富山駅だけでなく、市内を走る路面電車・街中のバナーやバス停等の広告・市民に配布する記念品などを、一貫したビジュアルイメージで彩ることで、新たなまちの完成を祝うと共に、これからの生活への期待感を高め、まちへの愛着を醸成するプロモーションを行った。事業のシンボルマークは地元デザイナーにデザインを依頼し、様々なシーンに応用・展開できる汎用性の高いデザインを採用した。

特別審査員賞(高橋俊宏賞)審査評

富山駅の南北がつながった。まちがひとつになることを「つながる、ひろがる」という表現で展開したことが秀逸。キャッチコピーもデザインもわかりやすくていい。LRTのラッピング、街路のポスター、発車式のカーペットまで、一貫したデザインに脱帽だ。ひとつのサインデザインが街を変え、市民の意識を変える。そして市民の誇りにつながり、ひろがる。この事実に正直感動した。日本の地域にはもっとサインデザインが必要だ。(高橋俊宏)

特別審査員賞(諏訪光洋賞)審査評

街に共有される新しい文化、ワクワクするムーブメント。「ネイバーフッド」をどうデザインするかは全ての街が多面的に取り組むべき課題だ。
このプロジェクトは、路面電車の南北接続というインフラの接合から富山の新しいアイデンティティを生み出すことに成功している。僕が富山人であればさぞかし誇りに嬉しく思う、シビックプライドを生むことに成功した作品といえる。(諏訪光洋)

審査評

2006年から事業展開が進んでいた富山市の路面電車推進事業の念願であった南北接続は、世界初となる高速鉄道とLRTの立体交差という素晴らしい事業の記念デザインとなるが、そのプロモーションに相応しい、立体交差による公共交通の繋がりから都市と市民の繋がりに、大胆でインパクトのある2色カラーのクロスビジュアルで構成されたデザイン展開は、最終選考で惜しくも金賞となったが、大賞にも肩を並べた優れたデザインである。(島津勝弘)