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サインデザインにおける「プロダクトデザイン」とは、サインを表示するために必要なフレームや支柱などの本体のデザインや機械的な装置の製作などの「モノ」づくりのことをいいます。
情報内容を表示するのに必要な表示面の大きさや建築的な制約などのさまざまな条件を考慮しながら、サイン本体のサイズや形を決めていきます。検討の際には縮小模型や原寸のモデルを試作したりして細かく確認していきます。また、サインの見やすさを確保するために照明を設けたり、サインによって利用者が怪我をしないようにしたり、メンテナンスがしやすい構造とするなど、単にサイズや形だけでなくさまざまなことへの配慮も必要となります。例えば屋外設置のサインでは風雨や日光などにも耐えるようにするなど、設置される場所の特性も考慮しなければなりません。
そして、本体に使用する素材についても、単に強度や加工性、耐久性を求めるだけでなく、質感や美しさ、デザインテーマなどを適切に表現するように検討を重ねていきます。
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5.サインの製作、工場でのチェックと現地への設置・施工・チェック