銀賞
株式会社JR東日本建築設計:田中克昌
- 所在地
- 東京都
- プロジェクトマネージャー
- 東日本旅客鉄道株式会社:城田茂弘
- ディレクター
- 株式会社JR東日本クロスステーション:吉澤孝夫
- ディレクター
- 株式会社JR東日本建築設計:田中克昌
- デザイナー
- 東日本旅客鉄道株式会社:城田茂弘
- デザイナー
- 株式会社JR東日本建築設計:田中克昌
- デザイナー
- 株式会社JR東日本建築設計:田口光
- 照明デザイナー
- 株式会社フェノメノンライティングデザインオフィス:永津努
- 光天井模様デザイナー
- シャラクシー:近藤順
- 製作協力
- 株式会社エムティーアール
- 製作協力
- 株式会社小出製作所
- 製作協力
- 株式会社エービーシー商会
- 施工者
- 株式会社大林組
- クライアント
- 東日本旅客鉄道株式会社
- クライアント
- 株式会社JR東日本クロスステーション
応募者コメント
あらゆる人々が様々な目的で訪れ、かつ非常に広大な東京駅では、言語による案内サインだけでなく駅空間全体の中での視認性・方向性・エリア認識の向上を図る事が重要な要素となります。また記憶に残る空間を創出する事も、場所の認識性をより高めていく上で効果的です。東京駅構内初の吹抜けでは空間全体で連動するデジタルサイネージにより記憶に残る空間(場)を創出しました。丸の内・八重洲を象徴するシンボリックサインは方向性を表現し、サインゲート(商業ゲート/のりばゲート)はエリア認識を高めると同時に、色温度の差別化による視認性の向上を図っています。駅という公共性の高い空間に於ける建築化サインに対して、高い評価いただいた事をとても嬉しく思います。
審査評
空間が人との関わりの中で記号化された情報となる場合、それはサインとなり得る。
構内動線軸の基本となる丸の内と八重洲エリアの光天井やマークによる顕在化、その中央にある吹き抜け空間のシンボル化等、空間特性を情報化し積極的に構内の案内誘導に活かしている。
動線結節点に新たなゲートを設けたり、路線案内サイン表示を変形せずに柱に組み込むなど、既存サインシステムとの整合性もしっかり取れている。空間をも記号化しエリア認識の新たな選択肢を創出したことで、より分かりやすいサインシステムに進化している。(横田保生)