銀賞
株式会社SUPERBALL:野内隆
- 所在地
- 東京都
- ディレクター
- 株式会社日本デザインセンター
- デザイナー
- 株式会社SUPERBALL
- 建築設計
- 東鉄工業株式会社
- 建築設計
- 株式会社交建設計
- 建築設計
- 株式会社AE
- 施工者
- 東鉄工業株式会社
- クライアント
- 株式会社ジェイアール東日本都市開発
- 撮影
- 株式会社イメージグラム
- 撮影
- 小野寺宗貴
応募者コメント
100年以上の歴史を刻む煉瓦アーチ高架橋が主役となる高架下空間を浮かび上がらせるため、サインは脇役に徹し、ガラス、H形鋼、黒皮鉄、コールテン鋼など、100年の歴史と調和する素材とシンプルなフォルムで構成。 日比谷、有楽町、新橋のそれぞれにエントランスがあるため、あえてデザインを統一せず、街の個性に合わせて素材や形状に変化を持たせた。通常の商業施設の案内サインのように、カラフルなロゴ、料理や商品の写真を使わず、統一したフォントとモノトーンのグラフィックにより、シンプルかつシンボリックな表示方法を選択した。
審査評
100年の歴史を刻む高架下空間の再活用の空間デザインであるが、空間そのものも色目と素材感を限定して、新しい賑わいを創出するようなデザインとなっており、その空間に配置されたモノトーンのサインレイアウトがデザイン的にも機能的にも、新しいOKUROJIを印象づけていて、日比谷、有楽町、新橋という性格の違う街を上手く繋いでいるデザイン手法がとても評価された点である。(島津勝弘)