鈴与本社エントランスシンボル

銀賞

hokkyok:藤井北斗

所在地
静岡県
クリエイティブディレクション
hokkyok株式会社:藤井北斗
デザイナー
hokkyok株式会社:藤井北斗
デザイナー
hokkyok株式会社:川堺翔二
デザイナー
hokkyok株式会社:大川菜奈
プロデューサー
株式会社ロフトワーク:高橋卓
ディレクション
株式会社ロフトワーク:宮本明里
空間設計
株式会社後藤周平建築設計事務所:後藤周平
家具製作
株式会社飛騨の森でクマは踊る:岩岡孝太郎
カーテンデザイン
Studio Akane Moriyama:森山茜
施工者
株式会社ニウマ
クライアント
鈴与株式会社
カメラマン
TOMOOKI KENGAKU PHOTOGRAPHY:見学友宙

応募者コメント

静岡にある物流大手の鈴与の本社リニューアルプロジェクトの1つです。江戸時代に廻船問屋から創業したことから、船の「帆」をモチーフにしたシンボルをフロアのエントランスに掲げました。「帆」は風を受け膨らんだ状態の造形を、布を内包したFRPで制作しています。創業220年、新しい時代へと進んでいく鈴与が、これからも「常に追い風が吹いている」会社であることを表現しています。

審査評

2世紀に渡る物流大手の本社ビルの玄関に相応しい、歴史と未来を感じさせる作品である。来訪者はもとより社員に対して自社の興りからの繋がりと誇りを喚起させる。審査では、現在のロゴマークが下地に隠れ、往昔が手前なことに抵抗の声もあったが、廻船問屋から創業したことからくる船の帆をモチーフとしたコンセプトの表現力や造形の美しさ、製作の精度の高さなどが評価された。(中牟田麻弥)