銀賞
株式会社GKデザイン総研広島:鈴木スバル
- 所在地
- 広島県
- ディレクター
- 瀬戸内海汽船株式会社:仁田一郎
- ディレクター
- 株式会社GKデザイン機構:山田晃三
- ディレクター
- 株式会社GKデザイン総研広島:弥中敏和
- デザイナー
- 株式会社GKデザイン総研広島:鈴木スバル
- デザイナー
- 株式会社GKデザイン総研広島:遠藤大輔
- デザイナー
- 株式会社GKデザイン総研広島:小早川佳与
- デザイナー
- 株式会社GKデザイン総研広島:渡部健将
- デザイナー
- 株式会社GKデザイン総研広島:唐澤龍児
- デザイナー
- 株式会社GKデザイン総研広島:佐藤伸矢
- デザイナー
- GKデザインリサーチイニシアティブ:三井佑馬
- デザイナー
- GKデザインリサーチイニシアティブ:小林つぶら
- デザイナー
- GKデザインリサーチイニシアティブ:柴田厳朗
- デザイナー
- 株式会社 GK設計:加賀美鋭
- デザイナー
- 瀬戸内海汽船プロジェクトチーム
- 施工者
- 株式会社神田造船所
- 施工者
- 長崎船舶装備株式会社
- クライアント
- 瀬戸内海汽船株式会社
- 撮影
- 株式会社ニッショウプロ
応募者コメント
フェリーを単なる移動手段としてではなく、憩いながら移動する公園として感じてもらうことを第一義に考え、そのメッセージを様々な角度から表現しました。利便性や運用面の追求だけではなく、利用者が個々に時間を満喫できる公園のような移動体であることが、公共交通の理想ではないかと考えます。
SEA PASEOは、「移動する海上公園」というメッセージを言葉やグラフィックだけでなく、飲食・物販などのサービス、ゾーニングや設え、船体デザインから座席デザイン、全体カラーリングまで、全てを一貫した世界観で描き、乗客に体験として伝えます。
サインとはメッセージを伝える行為だと思います。SEA PASEOのトータルデザインが、サインデザイン賞をいただけたことを心から嬉しく感じます。
審査評
フェリーを公園に見立て、遠景、近景、内部のサービスやネーミングまで様々な階層全てに渡って公園を感じる仕掛けが施された秀作である。四阿や人工芝、ベンチや円形の広場等は公園を示唆するサインとなり、これによって単なる移動のためのフェリーでは無く、自然を感じる憩いの場としてのフェリーの新たな価値を生み出した。(横田保生)