金賞
(株)6D-K:木住野 彰悟
- 所在地
- 神奈川県
- クリエイティブディレクター
- (株)小田急エージェンシー 渕上将一
- アートディレクター
- 木住野彰悟
- デザイナー
- (株)6D-K:本江果鈴
- アカウントエグゼクティブ
- (株)小田急エージェンシー:高橋勝仁
- アカウントエグゼクティブ
- (株)小田急エージェンシー:水上亮
- アカウントエグゼクティブ
- (株)小田急エージェンシー:荻本周平
- プランニングサポート
- (株)ADKマーケティング・ソリューションズ:新井宏幸
- プランニングサポート
- (株)ADKクリエイティブ・ワン:栗原旺裕
- プランニングサポート
- (株)ADKエモーションズ:野崎裕子
- プランニングサポート
- (株)ADKエモーションズ:浅田幸男
- 施工者
- 富士フイルムイメージングシステムズ (株):間藤 将展
- 協力
- 川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム
- クライアント
- 小田急電鉄(株)
- デザイナー
- (株)6D-K:木住野彰悟
- 撮影
- シンカ 古賀親宗
応募者コメント
小田急線登戸駅の恒久的なサイン計画。登戸駅が「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」の最寄りということもあり、ドラえもんサインを制作。駅という毎日利用するインフラ的側面と、ミュージアムを訪れる非日常的な側面、両方を包括したサインとする必要があった。
ホームでは元々使用されていた青と白に1色赤を追加することで、「ドラえもん」という象徴的な姿を「出さずに、感じさせる」ことを目指した。階段などの大きな壁面では、まんがに出てくるドラえもんの景色を配置し、日常に馴染みかつ観光客のわくわく感を揺さぶる仕掛けをした。駅の機能とドラえもんが合致するデザインを構築。駅が目的の場所となるサイン計画となった。
審査評
小田急線登戸駅をマンガのキャラクター「ドラえもん」をテーマに作り変えたサイン計画。この駅が作家ミュージアムの最寄り駅にあたり、鉄道と駅を巻き込んだ企画が秀逸で面白い。公共性が高い鉄道のサイン計画でひとつの駅だけ別なサインデザインを実施するのはハードルが高いが、情報の伝達性に遜色はなくキャラクターを使いながらも上質にまとめあげている。またゴミ箱やトイレなど細かいところにも配慮が行き届いて気持ちいい。(廣村正彰)