銀賞
(株)乃村工藝社:高橋 建司
- 所在地
- 兵庫県
- プロジェクトマネージメント
- 乃村工藝社:岩本典之
- クリエイティブディレクター
- 乃村工藝社:高橋建司
- プランニング
- 乃村工藝社:岸田匡平
- デザイナー
- コッペデザイン:中西るみ
- グラフィックデザイナー
- トングリ:西尹彦
- コピーライティング
- ラング:鶴田正男
- 映像ディレクション
- アクロス:栗山貴臣、福田増友
- 造形ディレクション
- 宝島造形:平田肯生
- プロダクトディレクション
- 乃村工藝社:貴志晃充、舩倉道考、徳田洋之助
- プロダクトディレクション
- ノムラテクノ:長尾成生
- クライアント
- 日和山観光
- 撮影
- 下村写真事務所
- 動画撮影者
- アクロス:松山隆訓
応募者コメント
日和山海岸ミュージアムは、水族館史上初の「いのち」をテーマにした”語る”ミュージアムである。
城崎マリンワールド内での繁殖活動から知り得たことをスタッフ自身が素直に語ってゆくコンセプト。
メッセージ性のあるコピーから拡がるビジュアルや展示を、一枚のグラフィックとして捉え空間全体を緻密にデザインした。30m×5mの大迫力の大型映像では地元である豊岡地域のいのちをつなぐ活動「コウノトリ繁殖プロジェクト」をダイナミックな自然の織りなす美しい風景と共にメッセージ化、その活動の軌跡を感動的なストーリーで来場者に伝えた。
審査評
日常の展示では伝えきれないコンテクストを、敢えて「いのち」に的を絞って改めてメッセージ化した挑戦的なサイン計画である。それぞれ一枚の写真とヘッドコピーが、実際の展示の後ろにある物語の存在を示し、全体として繁殖プロジェクトの意義をよく伝え、水族館の思いが象徴化された空間ができあがった。(横田保生)