新山口駅北口駅前広場 0番線

金賞

(株)KMD:宮崎 桂

新山口駅北口駅前広場 0番線

新山口駅北口駅前広場 0番線

新山口駅北口駅前広場 0番線

新山口駅北口駅前広場 0番線

新山口駅北口駅前広場 0番線

新山口駅北口駅前広場 0番線

新山口駅北口駅前広場 0番線

新山口駅北口駅前広場 0番線

新山口駅北口駅前広場 0番線

新山口駅北口駅前広場 0番線

新山口駅北口駅前広場 0番線

新山口駅北口駅前広場 0番線

新山口駅北口駅前広場 0番線

新山口駅北口駅前広場 0番線

新山口駅北口駅前広場 0番線

新山口駅北口駅前広場 0番線

所在地
山口県
ディレクター・デザイナー
(株)KMD:宮崎 桂
デザイナー
(株)KMD:堀田 博暢
施工者
(株)フロムトゥ
クライアント
山口市
建築設計
(株)プランツアソシエイツ

応募者コメント

まちと駅を結ぶ駅前広場「0番線」は、JR新山口駅の1番線ホームの外に位置することから名づけられた。
「0番線」には、バスターミナル、タクシー乗り場、駐車場の交通施設の他、交番、観光案内所、カフェ、ギャラリーなどが分棟配置され、利用者は都市公園の中を寄り道する感覚でそれらの施設を利用することができる。
サイン計画では、JR改札より通路を経て広場に至るまで、交通利用者や観光客へ向けてわかりやすくシンプルな誘導表示を設けるとともに、シンボリックなオブジェサインや空間を背景とした壁面グラフィック、そして種田山頭火や中原中也といった山口ゆかりの詩人の作品を随所にちりばめ、地域の個性と文化を伝える手掛かりとした。

審査評

新山口駅には在来線1〜8番のりばと新幹線11・12番のりばがある。当プロジェクトではバスやタクシー等の二次交通施設が集約された駅前ひろばを「0番線」と呼び、鉄道と同等もしくはそれ以上の高い顕在性を持たせている。鉄道駅のサイン計画では二次交通との結節力が強く求められる。「0番線」という愛称と、駅の筐体を利用したシンプルで明快なデザインは、効率優先で平準化されつつある交通施設サイン計画の新たな可能性を感じる。(定村 俊満)