銀賞
(株)NTTファシリティーズ:永石 亜紗子
- 所在地
- 大阪府
- デザイナー
- 株式会社NTTファシリティーズ:畠山 文聡、永石 亜紗子
- ディレクター
- 株式会社NTTファシリティーズ
- クライアント
- 西日本電信電話株式会社
応募者コメント
本計画は、日本の通信を支えるNTT西日本における事務所ビルのサイン計画です。「つなげることの原点」をキーワードに、電話交換機やとう道(通信ケーブルの管路トンネル)をとおる通信線、光回線の光ファイバーなどを通信会社ならではの装置や部位を連想させるサイン計画を実施しました。誰かに何かを伝えるというサイン計画の目的と、情報を誰かに届ける、という通信の基本理念とを呼応させる、通信会社ならではのデザインを心掛けました。通信の普及が当たり前になった時代だからこそ、このサイン計画を通じて、想いを伝えることへの歴史を感じてもらうきっかけになることを期待しています。
審査評
電話交換機の穴や通信ケーブルをモチーフにグリッドに配されたドットの点灯した部分をサインの情報(メッセージ)としたこのサインは『伝える』と『繋げる』といった通信という事をテーマにしており企業のアイデンティティを彷彿とさせていて興味深い。欲を言えば、そのテーマとしている表現方法が色々なニュアンスの手法が混在しているため、一つのストーリーとして訴求性が弱まって漫然としてしまった感じを受けた事が少し気になった。(渡辺 太郎)