銅賞/招待審査員賞(飯島直樹賞)
氏デザイン(株):前田 豊
- 所在地
- 福岡県
- ディレクター
- 氏デザイン(株)
- デザイナー
- 氏デザイン(株)
- 展示設計者
- トータルメディア開発研究所
- 施工者
- トータルメディア開発研究所
- クライアント
- 福岡市
- クリエイティブディレクション
- 遠藤 幹子
- クリエイティブディレクション
- 中原 崇志
- カメラマン
- 八代 哲弥
応募者コメント
科学館ならではの近未来的な光るサイン。
福岡市六本松地区に建設された科学館のサイン計画です。
科学館ならではの近未来的な雰囲気を感じさせる「ネオン風の光るサイン」を展開しました。
文字の光や、総合案内サイン・突き出しサインで用いた集光アクリル、室内のガラス面などを黄色にすることで全体的に統一感を出しつつ、楽しさ溢れる空間を演出しています。
展示空間のサインにも同様に黄色の光を使用し、科学館としてのアイデンティティを高めるサインを目指しました。
今回のサイン計画につきまして、複数の賞をいただくことができ、大変嬉しく思っております。
特別審査員賞 審査評
ジャン・リュック・ゴダール監督の「アルファビル」は、光が重要な小道具となって幻想的な映像を投じるSF映画だが、この科学館のサイン計画はそんな「アルファビル」を思いださせた。黄色のネオン風サインは、機能的なサイネージとしての与件を逸脱し、黄色いガラスなど造作要素まで巻き込んで、白昼夢的に科学館の空間を蹂躙する。そこのところが「アルファビル」的に好ましい。(飯島 直樹)