銀賞
(株)明治:大山 孝治
- 所在地
- 東京都
- ディレクター
- (株)日建設計:三輪田 真人
- デザイナー
- (株)日建設計:三輪田 真人
- デザイナー
- (株)明治:大山 孝治
- デザイナー
- (株)明治:三浦 貴裕
- デザイナー
- (株)明治:遠藤 梓
- デザイナー
- (株)明治:曲梶 哲也
- デザイナー
- (株)ソーリツ:田中 祐太
- 施工者
- 鹿島建設(株)横浜支店
- サイン施工
- (株)ソーリツ
- クライアント
- (株)明治
- カメラマン
- (株)エスエス:島尾 望
- カメラマン
- 篠澤建築写真事務所:篠澤 裕
- カメラマン(映像)
- (株)明治:山川 忠則
応募者コメント
明治イノベーションセンターは明治の全ての研究開発機能を統合した研究所で、スローガンとして「食イノベーション 〜明治じゃないとできないことを〜 」を掲げています。その想いを実現するために、サインは meiji 社名ロゴにおいて「人びとが寄り添い支えあう姿」を表現している iji の「〇〇〇」をモチーフに、イノベーションを起こす仕掛けのひとつとして見える化しました。サインにより研究員が自然に融合・一体化する雰囲気づくりとなることを目指しました。
「施主×設計者×サイン施工者」から成るチームで、遊び心を持ちながら楽しく「真面目な雑談」を繰り返すなかで今回のサインを具現化していきました。そのサインに込めた想いが実り受賞を頂けましたことに、チーム一同、感謝と喜びに堪えません。
審査評
この作品を見てまず感じた事として、この施設にあるすべての空間要素が、角の無いふくよかで柔らかな世界を感じ、明治製菓のシンボルマークと相まってブランディンの徹底した意思を感じた。もう一点、目を引いたのが施設の中心にある各層を繋ぐ象徴的な吹抜け空間。このような手法は今や当たり前だが、かなり難しいポップなカラーリングを床や吹き抜けの立ち上がりにうまく用い、各エリアの顕在化と、その色が集まる場(各研究セクションが垣根を越えコミュニケーションを誘発する中心コアとしての場)を色や形によって見える化したことは、綿密に意図された空間デザインの力だと言えよう。(渡辺 太郎)