銀賞
エモーショナル・スペース・デザイン:脇崎 拓也
- 所在地
- 茨城県
- ディレクター
- エモーショナル・スペース・デザイン:渡辺 太郎
- デザイナー
- エモーショナル・スペース・デザイン:脇崎 拓也
- 建築設計(研修所棟)
- (株)日建設計:浅野 卓郎
- 建築設計(研修所棟)
- (株)日建設計:齊藤 翼
- 建築設計(屋外実習棟、外構)
- 東鉄工業(株)
- 施工者
- 東鉄工業(株)
- 施工者
- (株)保安サプライ
- 施工者
- (株)アール工房
- クライアント
- 日本リーテック(株)
- コンストラクションマネジメント
- 東京建物不動産販売(株)
- コンストラクションマネジメント
- (株)山下PMC
- カメラマン
- 竹中 研二
- カメラマン
- エモーショナル・スペース・デザイン
- カメラマン
- 野田 東徳
応募者コメント
CONNECT/つなぐ
鉄道・道路・送電設備などのインフラ工事を通して社会基盤を支える日本リーテックの研修施設のサイン計画。社会インフラを街から街へとつなぐ事業から着想し、それにまつわる路線図や回路図などのイメージから点と線でつなげるデザインを館内全域に施すことで、日本リーテックらしさが感じられる空間をつくった。
建物の中心に設けた吹き抜け空間からは、ネットワーク化されたそれらのデザインが重層的に一望できる。
企業アイデンティーを表現したこの空間が、研修生にとって自らの仕事に誇りを持つきっかけになればという思いを込めた。
審査評
日本のインフラを支える企業の人材育成研修センターである。研修センターにもっとも重要なことは研修生に最大限の「勇気と心構え」を与えることである。この施設を目の前にし一歩なかに踏み込んだ瞬間、そんな空気に背筋が伸びる。「サイン」とは単体の話しではなく空間全体が生みだすメッセージだ。ひとにはそのメッセージを身体で読み取る力がある。特異な環境から想いを読む。そんな環境とひととの刺激に満ちた秀作だと思う。(山田 晃三)