「美を掬う人 福原信三・路草 展」ウインドーディスプレー

日本サインデザイン優秀賞

(株)フォトクラフト社

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所在地
東京都
クライアント
株式会社資生堂
CD
信藤洋二.金澤正人
AD+D
山田尊康
設計・施工
現代工房
製作
株式会社フォトクラフト社

審査評

福原信三は資生堂の初代社長である。幼少から芸術に親しみ画家を目指すが、家業を継ぎ薬学を学ぶためアメリカに留学する。後に弟、路草と一緒に「寫眞藝術社」を結成し写真家としても活動する。このディスプレイは、展覧会のためにデジタル技法を駆使し、面状発光する屏風として信三と路草の写真を蘇らせている。
先端技術を使っても写真の美しさは浮くことはなく、その美意識は脈々と受け継がれていることを知る。
(廣村 正彰)