九州地区 研究会デザインアクション「台湾研修」行いました

開催日:平成26年11月28日(金)〜30日(日)
参加者:8名
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SDA九州地区研究会「デザインアクション」として、台湾研修を行いました。
大きな目的は、台湾企業「TECHPROS」の工場視察およびアジア景観デザイン学会2014台北研究大会参加です。

1日目はTECPROSの工場視察。TECPROSはSDA九州地区の元会員である古賀氏が現在開発責任者として勤めており、主にスタジアムチェアー等の開発から製造まで一貫して行う企業です。台湾桃園国際空港から車で約40分のところにその工場はありました。
5階建てのビル中で、木の材料の切り出しからプレス、樹脂成型、溶接、組立と、各階で多工程が組まれており日本ではあまり見ない造りのものでした。現在最上階に焼付塗装ラインも増設中であり会社の勢いを感じました。小ロット対応も可能であるとの事で、今後商品開発などを是非一緒に出来ればと思います。
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2日目は午前中各自自由行動でしたが、行きたいところは皆同じのようで・・旧松山煙草工場跡地」と日本統治時代の酒工場跡地「華山文化園区」とをみんなで視察しました。旧松山煙草工場跡地は約75年前の老建築がリノベーションされた緑と藝術を楽しむカルチャースポット。周辺一帯が再開発中であり、すぐ南側には台湾初のドーム球場も建設中ですので台湾に行かれた際には是非行かれてみてはどうでしょうか。
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華山文化園区もアート展時やイベント会場として大変おしゃれな空間に生まれ変わっていました。
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午後からはアジア景観学会台北研究大会の基調講演、研究発表の後懇親会まで参加し交流を深めました。
あっという間の2泊3日の研修ツアーでしたが大変有意義なものになりました。
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レポート:九州地区副代表幹事 梅本幸治

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