銀賞

エモーショナル・スペース・デザイン:渡辺 希理子

コンセプト

02_G2A2159_61HDR_1_2

03_1A_G2A1735_37HDR_1_3_2

04_2E_G2A1907_09HDR_1b_2_2_B1_4b2

05__G2A1715_17HDR_1b

06__G2A1879_81HDR_1_2

07__G2A1810_12HDR_1_2

08__G2A2059_61HDR_1_2

09__G2A1786_88HDR_1_2

10__G2A1670_72HDR_1_2

11__G2A1970_72HDR_1_3

12__G2A1762_64HDR_1_2

13__G2A1647_49HDR_1_3

14__G2A2009_11HDR_1_2

15_KEIO_180520_51

16__G2A2454_56HDR_1

17__G2A2468_70HDR_1_2

18_DSC04817

19_DSC04854

20_DSC04797

21__G2A2571_73HDR

22__G2A2551_53HDR_1

23_KEIO_180520_74_K

24_KEIO_180520_73K

25__G2A2349_51HDR_2_2

26_G2A2279_81HDR_1_2

27_G2A2212_14HDR_1

28_KEIO_180520_2

コンセプト

30__G2A2400_02HDR_

所在地
東京都
ディレクター
エモーショナル・スペース・デザイン:渡辺 太郎
デザイナー
エモーショナル・スペース・デザイン:渡辺 希理子
デザイナー
エモーショナル・スペース・デザイン:脇崎 拓也
建築設計(ディレクター)
(株)竹中工務店:斎藤 俊一郎
建築設計
(株)竹中工務店:宮本 有祐
建築設計
(株)竹中工務店:近藤 朋也
建築設計
(株)竹中工務店:松田 拓郎
建築設計
(株)竹中工務店:神野 夏子
照明デザイナー
(有)シリウスライティングオフィス:戸恒 浩人
照明デザイナー
(有)シリウスライティングオフィス:遠矢 亜美
施工者
美和ロック(株)
施工者
スタッフナインハット(株)
クライアント
慶應義塾
カメラマン
竹中 研二
カメラマン
エモーショナル・スペース・デザイン

応募者コメント

KEIO FOREST
慶應義塾大学病院は都心にありながら、新宿御苑や神宮外苑などの緑に囲まれた豊かな立地にあり、その施設背景から『慶應フォレスト(慶應義塾の杜)』というデザインコンセプトで計画は進められた。
衛生的観点から緑を持ち込みづらい院内に木々を模したグラフィックパターンや色彩で擬似的な杜を表現し、それを場所性を示すコードに昇華し展開することで杜の中の病院をつくった。
外来エリアの受付に、「新宿御苑のサクラ」や「神宮外苑のイチョウ」というコードを設け、それを杜の小径と見立てた中待合の壁面に展開することでブロックの領域を緩やかに示しながら退屈な待合空間に彩りを与えた。
スタッフエリアは東・西・南のエリアに分かれており、そのエリアのテーマカラーをそれぞれに設定し場の顕在化を高めた。
病棟階のスタッフエリアには、4層のフロアを貫く光庭が東西にひとつずつあり、病院のシンボルツリーであるケヤキとタイサンボクをそれぞれの光庭のリブコンクリートの凸面と手前のガラスの2層レイヤーのストライプが重なり、木漏れ日のきらめきを感じるようなグラフィックを表現し、
24時間稼働する病棟スタッフへの安らぎを与える空間演出をおこなった。

審査評

東京の信濃町という所は、山手線の中心にありながら、目の前に神宮外苑があり、明治記念館や東宮御所、さらには新宿御苑、代々木公園まで続き、驚くほど緑を目にすることができる場所である。この病院の「杜(もり)につつまれた空間」というコンセプトを反映し、およそ20種類の木々をグラフィカルに描き分けたデザインを見ることができる。建物空間全体において、色使いや、壁面を占めるグラフィックも美しいが、施設名称や番号など、情報とのコントラストも美しい。サインが案内・誘導という機能的範疇を超えて、空間そのものの居心地の良い環境をコントロールしているといえよう。(竹内 誠)