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SDAの動きSDAの動き

2011.12.26 北海道地区 

旭川駅見学会

札幌デザインウイークが19日~23日迄新しく開通した地下歩行空間で(札幌駅⇔大通)開催され、21日はSDAの定村俊満常任理事と宮沢功常任理事によるセミナーが、北3条イベントスペースで行われました。翌日の旭川駅見学会には、2名の常任理事、会員5名、東北地区からの参加2名、関東会員2名、会員の社員2名、一般参加1名、旭川駅で会員の鈴木氏と合流し、合計15人の参加となりました。
8:30札幌発の旭山動物園号に乗車、4輌編成の(白くま号、ペンギン号、ライオン号、オオカミ号)車体には、外側内側共に動物のペイントが一杯に描かれ、記念撮影専用のビッグな動物シートが各車両にあり、レッサーパンダの着ぐるみを着たスタッフは(モグモグメイト・着ぐるみは日替わりで他にライオンやホッキョクグマ・ペンギンがいるらしい)記念撮影したり、子供たちと紙芝居などで一緒に遊んだりで約2時間の乗車も退屈に感じることはありません。出発時から子供はもちろんのこと大人も童心にかえり、これから向かう動物園への楽しみを誘います。社内アナウンスも語りかけ口調です。
旭川駅では、新陽社の松渕氏(関東会員)による見学会を行い、サインデザインの解説や経緯の説明を受けました。駅員の方のご協力で細部まで見学することができました。どうもありがとうございました。
LEDを使ったサインは、文字、光源、色彩、形状に配慮されたことが良く感じとれます。駅舎内部は、「木のまち・旭川」らしく木材が随所に使われ、壁の黒とのコントラストもシックにまとまっていて温もりや優しさが感じられる空間となっています。風にのって木の香りも漂ってきます。柱は木材型枠コンクリート打ち放しで、板目により柔らかな印象で情報や広告はこのスペースに集約されているようです。また、彫刻作品や旭川家具などが空間を美しく演出しています。
改札内部の壁はピープルウォールで、なんと1万人の応募があったそうです。
ホームの四又柱は見事にダイナミックな大空間を演出し、力強く雄大な北海道らしさが表現されています。時間的に夜の表情を見ることができなかったのが残念でした。
ホームの照明は電球色が使用されていてほんのりとした暖かみが感じられます。
見学時駅舎の一部が工事中でしたが、今後北口駅前広場や南口の忠別川が流れる緑地の完成が楽しみです。
さすがに人気の動物園は、たくさんの来園者です。案内サインはCUDを取り入れています。動物たちの表情を楽しく表現している個々のサインは、子供など文字が読めなくても解る、見ればわかる楽しいサインです。14時過ぎには、次の岩見沢駅を見学の為、旭川を後にしました。
岩見沢駅は、レンガが沢山使われ、その使い方の巧みさに感心するものがありました。
外壁については、腰壁にレンガを配し、その上からレールをフレームにした大きなガラス面が立ち上がり、オブラートに包んだように内側のレンガの壁を見せている、といった創り方です。
建物は、駅舎と岩見沢市の複合施設が一体になっており、内装は壁や床に、レンガ、コンクリートの打ちっ放し(板目模様に仕上げ)、レンガ色に合わせた赤色のフローリング(とても贅沢な感じ)が使われ、駅であることを忘れてしまうような、ゆったり感と高尚感すら感じさせます。
自転車通路が駅舎の端側に高架橋でつくられています。スペースつくりも展示会やお茶などを飲みたくなるような空間を感じます。
エレベータの乗り降りする正面と側面の壁面には、大きなガラスの窓があり、景色を切り取ったように眺められます。
夜、外からみる駅舎はもちろん通路の高架橋も、漏れるような照明の使い方で、美しく浮かび上がる情景は感動するものがありました。
設計者の拘りが感じられます。
その為でしょうか、サインはそれとなくつくられているところもあり、子供や老人などには、もう少し解りやすい表示をする工夫があっても良いのではないかと思いました。


レポート:碓井孝子(北海道地区)






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