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インターネット全盛の世の中において、概ね必要な情報は自宅にいながら手に入る時代ではあるが、モノを買うにしろ芸術を観るにしろ、やはりモノの持つ本質を五感で感じてこそ、その価値が理解できるものである。そういった意味でも今回、宮沢功氏・定村俊満氏 両名の“生の声”を聴くことができたのは非常にいい機会であった。
宮沢氏は自身も手掛けられた「富山ライトレール事業」を例に、定村氏はデザインのもたらす影響やその意味を「福岡デザインリーグ」のあらましや携わられたサインプランを例に講演頂いた。
お二人の話に共通して感じたことは、「パワー」である。話し手の熱意もさる事ながら、その事業に携わる人間…「市民・自治体・民間企業」のパワーを感じられた。
官民一体となった事業計画や運営プラン。一般市民を盛り上げて自分たちが主役であるという意識を芽生えさせる手法。デザインとは形あるものを作るだけの話じゃなく、それによって見る人・使う人の幸せや誇りまでもデザインしている。必要であれば慣例を改めるべく行政をも変えていく。
大げさではあるが“明治維新”にも似た「何かをやり遂げるパワー」を感じる話であった。
幸い、この「せんだいデザイン・ウィーク」も多方面からの地域の活性化を目的に組織され、今回で6年目を迎え十分市民権も獲得したイベントに成長した。これまでの実績とノウハウをベースに、更なる官民の連携とカテゴリーに捕らわれない領域を超えた繋がりの中で、両氏から受け取ったパワーを是非とも今後の活動に活かして行きたいものだ。
レポート:東北地区 相蘇裕之
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