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SDAの動きSDAの動き

2009.11.13 関東地区 東京都港区 コトブキD.I.センター

関東地区 SDAサインセミナー開催
赤瀬達三氏「サインシステムのデザイン論」講演会

11月13日(金)、関東幹事会主催「SDAサインセミナー」が開催されました。
今回のセミナーは、SDA会員である赤瀬達三氏(株式会社黎デザイン総合研究所 代表取締役)が東京大学の博士号(工学)を取得し、その学位論文のテーマである「サインシステムのデザイン論」について講演されました。
当日は、あいにくの天気にも関わらずSDA会員のみならず一般参加者を含め124名が講演に参加し、ホールは外の天気 とは裏腹に熱気に包まれていました。

赤瀬氏から今回のテーマに沿い、3つの項目にて講演が行われました。
1. デザインについて
2. サインについて
3. サインシステムのデザインについて

デザインについては、近代デザインにおけるマーケティングシステムの話から始まり、生活と融合する合理化したデザインといった、あるべき姿のデザインの話とともに、多くの利用者に「快適性」を実感してもらうこと、「デザインとは技術と感覚、モノとコトと人の関わり方」が重要だというお話いただきました。

サインについては、サインの定義から環境に配した「記号論的空間計画」等、人間がある情報を受けて行動を示すまでの論的な解釈による「わかる」ということの定義をお話いただきました。

サインシステムについては、パブリックサインに対して日本のあり方について、日本の企業はグループ企業を優先して情報を掲出する、Guidance SignではなくSalesman Signの傾向が強いこと、またExcuse Signを多く掲出することによる空間にあるべきではないサインが数多く存在することへの懸念を感じていることをお話しいただき大変同感しました。また、サインシステムの計画項目が重要であり、システムのデザインを行うには、「情報ニーズ」「動線」「空間条件」の3つの視点から、計画対象施設の調査分析を行い、「コードプランニング」「配置計画」「グラフィックおよびプロダクトデザイン」をスパイラルに練り上げてサインシステムを作り上げていくことの重要性をお話ただきました。

この講演については、赤瀬氏のサインデザインに対する深い愛情を感じるとともに、我々サインに携わる人として、あらためてサインは空間と人を結ぶ大切なコミュニケーションツールであることを再認識させられ、どのような情報(コード)がノイズになり得るか、またサインシステムを作り上げていく重要性を感じさせた、大変意義のある講演となったと思います。

レポート:井原由朋(関東地区幹事)

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