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SDAの動きSDAの動き

2009.07.03 関東地区 東京都千代田区 特許庁

第64回SDA東京サロン「意匠権の勉強会」

7月3日(金)第64回SDA東京サロン「意匠権の勉強会」が開催されました。会場は東京、霞が関の特許庁。会場の都合上、参加人数に制限がありましたが、SDA会員が15名、経済産業省製造局デザイン・人間生活システム政策室から4名の方の参加がありました。

最初に特許庁審査業務部意匠課 川崎課長様からのご挨拶がありました。これまでの企業や製造メーカー寄りの存在から、知的財産立国として、知的財産を生み出した創作者(デザイナー)に対しても支援していく必要性があるという意向を受け、デザイナー視点での意匠権について意見交換を行っていきたい旨等の紹介がありました。

続いて意匠制度についての概要をプレゼンテーションしていただきました。
説明を要約すると、
 ・物品(工業製品)の外観デザインを保護する制度である
 ・出願前に国内外関わらず、新規性・創作性を有する意匠であること
 ・年間3万件以上の出願がなされている
 ・登録までに最短で7ヶ月程度かかる
 ・登録後最長20年間デザインを保護してくれる
  (保護期間は、登録料の納付年分による)

ちなみに、音・噴水などのかたちのないものや、タイプフェイス、東京タワー等の不動産等は意匠法による保護はされないそうです。
その後、意匠審査部のデモスペースで、審査の流れ、審査のポイント、世界における公知意匠からの類否判断方法等を事例パネルをもとに紹介頂きました。
また意見交換会では、参加者の方からの多岐にわたる質問が飛び交い、活気ある意見交換会となりました。

実をいうと私は、以前、弊社のデザインしたものに対して、実用新案の権利侵害を訴えられそうになったことがあります。弁理士さんに相談した結果は、訴えた側の不当な要求とわかり、ことなきを得たのです。デザイナーにとって権利関係の法規を知らないと困ることはあります。私にとっては今回の勉強会を通じて“知っておくこと”の大事さを再度認識しました。

レポート:入江寿彦(関東地区幹事)

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