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2009.05.08 中国地区 岡山県真庭市湯原 湯原温泉民俗資料館

景観フォーラムを湯原温泉郷で開催

5月8日、岡山県真庭市湯原で「景観づくりによる観光地再生とは?」というテーマでフォーラムを開催しました。広島県以外で本格的にフォーラムを開催するのは、中国地区としては初の試みです。おかげさまでたくさんの方に参加いただき、会場は満員。開催地は湯原温泉で有名な場所だけに、観光に対する皆さんの関心の高さを伺えます。

フォーラムは、岡山県の観光に携わってこられた鈴木毅氏の基調講演に続き、森一紘氏、山田晃三氏を加えた三氏によるパネルディスカッションへと続きます。

鈴木氏の話の中で印象深かったのが「資源を磨く」という言葉。これは、観光資源としてあるものを“そのままの形”ではなく“磨いて”新たな価値を出していくという意味合いで使われた言葉です。湯原温泉郷はダムの下流という特異な場所に位置していますが、パネルディスカッションでは、この巨大ダムが1つのキーワードに。山田氏からは、ダムと温泉という2つの要素を通して、湯原温泉が独自性を出していくための1つの方向性が示されました。これらを活かしていくことは、まさしく資源を磨く事に通じると思いました。

森氏からは、旅先での実体験を通して「人の心が良い街にしていく」すなわち、訪れた人をもてなす心の大切さが話されました。
自分自身の行動に照らし合わせると、あの人がいるからもう1度行ってみよう、あの店なら買い物したいと思うのは、根底におもてなしの心があるから。人をもてなす心...これは言葉遣いや接し方、お店の雰囲気などに表れてくるものですが、これらもサインではないか、話を聞きながらそう感じました。

このフォーラムですぐに何かが変わるわけではありませんが、景観とは何か、観光とは何かを今一度考えるきっかけになりました。また、私たちにとっては、地元湯原の方たちと関わりが持てたことが大きかったと思います。

景観フォーラム「景観づくりによる観光地再生とは?」
日時:2009年5月8日(金)
会場:湯原温泉民俗資料館(岡山県真庭市湯原温泉124)

【基調講演】
鈴木 毅 氏(岡山県政策審議監付 参与)

【パネルディスカッション】
鈴木 毅 氏(岡山県政策審議監付 参与)
森 一紘 氏(NPO法人 やまなみ大学地域自立支援センター)
山田 晃三 氏(株式会社GKデザイン総研広島 取締役社長)

主催:社団法人日本サインデザイン協会 中国地区
後援:岡山県・真庭市・真庭商工会・(社)湯原観光協会・湯原町旅館協同組合

レポート:廣森 俊樹(中国地区)

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