赤瀬達三氏のサインデザインに関する永年の研究及びデザイン活動に対して

SDA賞特別賞

株式会社黎デザイン総合計画研究所代表 赤瀬達三

赤瀬達三氏のサインデザインに関する永年の研究及びデザイン活動に対して PDF

特別賞受賞理由

黎デザイン総合計画研究所代表の赤瀬達三氏は、2009 年に「公共交通空間を題材としたサインシステムデザイン論の体系化に関する実証的研究で博士号を取得し、2013 年には、単行本「サインシステム計画学: 公共空間と記号の体系」を発刊され、鉄道や道路から複合商業施設まで、公共空間のサインシステムのデザインにおけるデザインの本質や役割、設計ノウハウなどを、豊富な実例と緻密な理論を確立させた。プロジェクト実績も営団地下鉄、仙台市地下鉄、りんかい線、みなとみらい線、つくばエクスプレス、小田急新宿駅、横浜ターミナル駅、アークヒルズ、六本木ヒルズ、首都高速道路などがあり、公共空間におけるサインデザインの実践理論において、サインの役割の重要性を説くとともに質的な向上をはかった功績が評価された。