四国地区 三宅伸一

有限会社国府印刷  サイン事業部

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 今年の総会前に入会させていただきました三宅伸一と申します。

SDAという名前は以前から知ってましたが、なかなか入会には至りませんでしたが「徳島県屋外広告協同組合」のバックアップもあり入会する事ができました。徳島の看板業界の発展の為、頑張っていきたいと思いますので、宜しくお願い致します。

 今年は全国大会が四国、地元徳島での開催で入会早々大変かと思いましたが、非常に楽しく大変実のある体験ができました。四国の会員の皆さんはもとより、各地区から参加いただいた皆様には大変感謝しております。

 私は絵を画くのが好きで小学校、中学校のころ学校のイベント(運動会、文化祭)等のポスターをよく画いていました。
1977年中学卒業後、徳島市内の老舗の看板屋さんに就職、住み込みで働かせていただきました。
当時看板と言えば、ペンキ塗装、描き文字で毎週土曜日は、溜まりに溜まった筆(100本以上)を素手で箔灯油で洗うのも私の仕事で、手が荒れて荒れて。今思えばつらい修行でした。
その後、カッティングシートが出て、トタンを塗装したり、筆で描く機会がめっきり少なくなりました。刷毛と筆がスキージとカッターに変わり「塗る事」が「貼る事」に変わりました。その頃はまだカッティングマシン(プロッター)がなく、小さい文字原稿を紙に手書きしペーパーセメントでカッティングシートに貼り付けデザインカッターで手切りする、という非常に手間がかかる作業でした。あれっ、筆で書いた方が早いぞ! と思う事もよくありました。

そして現在、PCが普及し全てがデジタル化となりました。カッティングシートもインクジェットに変わりデザインしたものを大型プリンターで印刷、UVラミネートをして貼り付ければ仕上がり。

 う〜ん。職人が要らない時代になったなぁ・・。とつくづく思う今日この頃です。それも時代の流れでしょう。新しい事、新しいものを取り入れて日々精進していきます。

最近では将来の職人発掘のため、小中学生に看板作りの楽しさを経験してもらおうと学校周りをしています。

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